斉藤由貴さんの不倫報道がなされる中で、ときおり挟まれるのが彼女が信仰している「宗教」のこと。
斉藤さんが信仰しているのは『モルモン教』で、その信者は日本に約13万人ほどいます。世界的には約129万人。ご主人も敬けんな信者です。
宗教は自由。だけど「宗教」ってきくと、なんかざわざわってしちゃうのよね。
そんな斉藤由貴さんと宗教、そしてご主人とのことについてまとめてみました。
モルモン教の信仰はいつから?
斉藤由貴さんがモルモン教の信者だとは今回の報道がなされるまでまったく知りませんでした。有名だった?
『統一教会』の信者である桜田淳子さんに関しては、「仕事すなー!」とかいろいろ言われてたのに、斉藤さんはそんなことなかったよね。
いや、私たちが知らないだけで、コンプライアンス的にオファーしない企業もあったんだろうけど。
ところで「モルモン教ってなに?」って話ですね。怪しいの怪しくないの?ってのが一番気になるところ。

pixel2013 / Pixabay
うーん、ぶっちゃけ・・・正統派ではない とだけ申し上げておきましょう。
「キリスト教系新興宗教」なのだけど、キリスト教的には異端児あつかい。
エホバの証人・統一教会(現:世界平和統一家庭連合)と並んで『三大異端』とする著書もあるんだとか。
禁忌(やったらダメなこと)や献金の多さなども指摘されて、カルト的に捉えられることが多い宗教だそう。
斉藤さんの場合は、父親がモルモン信者だったのでモルモン2世。デビューした時にはすでに信仰していたらしいのでずいぶん長いね。
夫とのなれそめは宗教?
夫の小井延安(いさらいのぶやす)氏の職業は会社員ですが、モルモン教徒です。
出会いは1993年9月、友人からの紹介でした。当時、小井氏はアメリカの大学に留学中でしたが、すぐに意気投合して交際がはじまりました。
このときの友人はモルモン信者だったというので、もしかしたら純粋な「友人」ではなく単なる教会関係者で、紹介というより教会内お見合いだったのかもしれません。
というのも、この直前(1993年7月)に斉藤さんは、川崎麻世さんとの不倫が明るみになってます。その2年前には尾崎豊さんとも。
それで周囲(というか父親?)が教会にお見合い話を持ち込んだのかなぁと思ったり。
だって、不倫云々で大変な友だちにそのタイミングで「男の子、紹介しようか?」なんて普通ならないでしょう。
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過去の不倫うけいれ電撃結婚
この出会いはすぐに実を結びます。
背が高くてかっこいいその男性に斉藤さんは一目惚れし、「この人と結婚するのかもしれない」と思いました。ビビビってやつです。
男性のほうも、出会いから10日で斉藤さんの実家に挨拶に出向くなど、急展開ですね。
信仰を同じくするというのはそこに強いつながりを感じてしまうものなんでしょうね。
それから1年ほど遠距離恋愛を続けて、1994年10月に結婚を発表しました。
会見では「同じ宗教を信仰してるというのは、すごく大きかった」と宗教について語る場面も多くありました。
「性格や生活が違う2人が人生を共に歩むとき、一つの柱となる共通のもの(宗教)があることがすごく大切だと感じた」とも。
過去の不倫についても、穏やかに諭されたようで旦那さんとしてはすべてを受け入れての結婚だったようです。
それがね・・・裏切られることになるとは。
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3人の子どもにめぐまれる
1994年12月19日に日本で挙式をしましたが、夫の留学は続いていました。その間、斉藤さんはアメリカと日本を往復する日々だったようです。
結婚から1年あまりたった1996年の春に帰国。その後、3人のお子さんに恵まれます。
- 1999年:長女誕生
- 2003年:長男誕生
- 2004年:次女誕生
おめでたいことなんですが、第三子の妊娠発表は第二子の出産から5ヶ月後のことだったので、舞台公演2本を降板するなどのドタバタもあったようです。
いや、出産から半年足らずで舞台2本やるほうがびっくりだわ。大変だね。
夫は子煩悩で愛妻家
親友の生田智子さんが、斉藤さんの夫はこんな感じだとあげたのは。
斉藤さんも「ウォーリーそのもの!笑」と納得してました。
2013年のインタビューでは「夫の好きなところ」をこう語っています。
バカバカしい答えですけども、カッコいいところです(笑)。背が高くてやせていて、それでいて骨格がいいんです。見ていて飽きない、ということがあります。
それから好きなことに関しては子どもみたいなところがある人なんです。ものすごいF1マニアなんですが、飛び跳ねるんじゃないかと思うほどレースに一喜一憂しています。
子どももそれに巻き込まれて楽しそうにしていて、そういうところが私になくていいなと思っています。
(引用:ほまれぽ.com)
だけどもうこのときは不倫してたんだもんね。なんだかなぁ。
旦那さん、実際ものすごく子煩悩らしいです。子どもたちの夏休み、斉藤さんはお仕事でほとんど一緒に過ごせなかったとき、
「子どもたちをつれてスウェーデンにいってくるよ」
といって、3週間ほど戻ってこなかったこともあったり。素敵だよね。でも3週間もスウェーデンにいけるって、どんなお仕事なんだろう。
また結婚20周年には、大阪で舞台をつとめる斉藤さんのもとに夫から花束が届きました。
そこには「20年ありがとう。からだには気をつけてね」とメッセージが添えられていたんだとか。
家庭では良いお母さんだった
それでも家庭ではしっかりお母さんをしていたようで、忙しい生活ながらも毎朝5時に起きて、3人の子どもたちにお弁当を作っていたと。
不倫相手もインタビューでこう言っています。
「女優さんって華やかに見えるかもしれないけど、彼女は家庭人として母親としてきっちりやっています。僕はその姿に・・・凄く賛同しました」
あ、うん、知らんけど。
あるラジオ番組では、長女からこんな感謝の手紙も贈られました。
毎朝5時前に起床。妹、弟、私の分とお弁当を3つも作り、妹の身支度を手伝ってから駅に送る。戻ってから私を起こし、朝食を作り、駅まで送る。
お母さんはそれからやっと仕事に行く。前の晩2時に帰ってきても5時に起きるのは同じ。お母さん、感謝しています。そして尊敬しています。
(一部抜粋)
長女の手紙を受けて斉藤さんは涙しました。
こんな手紙にかいてもらったほど私はいいお母さんじゃないんです…
娘が私に気を使って優しくしてくれてることがよくわかります… そんなにいいお母さんじゃないんです… ありがとう。
言葉をつまらせながら言う斉藤さん。「いいお母さんじゃない」という言葉にはどんな意味が込められていたのか。
今となっては勘ぐってしまいますね。
不倫は夫だけでなく子どもたちをも裏切る行為。このときは様々な思いが駆け巡っていたと想像します。
だけど、やめられなかったんだぁ・・・
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夫と離婚はあるかも?
50代医師の暴露によって斉藤さんの不倫が明るみになり、ご主人にもすべてを打ち明け謝罪をしたといいます。
家族ぐるみの付き合いをしていた男性と5年間の不倫・・・
これ無理だわ、離婚でしょう。
だけど夫婦が信仰しているモルモン教では、離婚はダメなので戒律を守ろうとすると離婚できないだろうっていう声もあります。
だけど、そもそも不倫だってダメだったし、婚前交渉もダメ。斉藤さんはいずれも破ってますよね。
協会にも除名処分をお願いしたと言っています。
実は先日、私から地元の教会の指導者に、除名処分をお願いしましたが、「教会のために由貴さんがいるのではない、由貴さんの人生のために教会があるのです」というお言葉をいただきました。
しかし協会からはやめる必要はないと言われており、つまり戒律に背いたからといってどうこうなるほど厳しくはないということですね。
離婚も夫婦で話し合ってということでしょうか。
ただ子煩悩なこ主人は「今は子供たちのことを第一に考えよう、お互い努力し直そう」と言っていて、離婚の意思はなさそうです。
すごいな、ご主人。
『宗教』と聞くとついうがった見方をしてしまうけれど、要は個人。なんでこんな素敵な夫がいて不倫しちゃうんだろうなぁ。
まぁ夫婦のことは夫婦にしかわかりませんが。
コメント
私は元モルモン信者です。初めて彼女が不倫した時、それを指摘した友達に、斉藤さんはそんなことしてない、と言ってしまいました。だから、今回のことも含めてショックです。
しかし、モルモンの教祖が34人もの女性に求婚し、拒否されると天国へ行けないよ、とか、ご両親が天国へ行く為だよ、とか言って、時には夫のいる女性までも自分の妻にしていたことを知り、私は教会をやめました。ほとんどの信者がこの事実を知りません。
モルモン教会では、他にも、黒人に対しての差別、ゲイの人々に対するいじめ、ほぼ強制的な布教活動の勧め、非常に大きい額の献金とそれを行っているか毎年面接を受けることなど、非常に犠牲が多く、マインドコントロールの強い宗教です。信者から搾り上げたお金で大きなショッピングモールや、大きな神殿と呼ばれるきらびやかな建物を建て、それをリーダーのたちのしんせきの建設会社に発注して、リーダーたちが潤うようになっているのです。
私はユタに住んでいましたが、教会の上の位の人たちは、なぜか大きな家に住んでいましたね。
斉藤さんがどんなにモラルに反したことをしても、教会に献金しておとなしく従っている限り、破門されないでしょう。
しかし、一度教会の矛盾や歴史的な悪事について質問したり、真実を語りだすと、直ちに教会の法廷に呼び出され、言ったことを取り消さないなら破門です。
私も教会に、この態度を改めてほしい、と言ったり、質問をし始めたら、ひどいことを言われました。リーダーたちからも、平凡な信者たちからも。
この教会は真実だと知っています、と言いながら、実際は都合よくお金を吸い取られていることに気づかず、又は気づいていても自分の間違いを認めたくない自己中から、真実を否定する人が非常に多い宗教です。