鈴木砂羽さんが共演者に土下座を強要したとして糾弾されています。
鈴木砂羽さん、明るいネーサンってイメージだったので、そういうの想像つかないし、ネガキャン的なあれかなぁと思ってたのですが。
うーん、これってどうなんだろう。
降板した女優さんと事務所は砂羽さんのパワハラを主張し、脚本家やもちろん砂羽さん本人は完全否定。
両者の言い分が違うのでなんとも言えないんだけど、ちょっとまとめてみました。
土下座強要事件の登場人物
江頭美智留(脚本)
江頭 美智留(えがしら みちる)さんとといえばかなり有名な脚本家です。
その名前を聞いてピンとこなくても、手がけたドラマのタイトルを見ればそのすごさがわかるでしょう。
- ナースのお仕事
- ごくせん
- 1リットルの涙
- 花咲舞が黙ってない
代表作をあげるだけでもキリがないぐらい、いくつもの人気ドラマを手がけています。
そんな江頭さんが主宰をつとめるのが、劇団「クロックガールズ」で、今回の出来事は、クロックガールズの舞台で起こりました。
鈴木砂羽(演出・出演)
鈴木砂羽さんについては特に説明いらないよね。テレビや映画で活躍する女優さんです。
その飾らない性格やキャラクターの面白さからバラエティ番組にもよく出演しています。明るくて楽しい、そんなイメージだよね。
とはいえ女優さんだし「明るくて楽しい」だけじゃやっていけない世界。
厳しいというかキツイ部分も大いにあるだろうから、土下座強要は言い過ぎだとしても、ちょっときつめの発言はあったのかなぁと思ったりもします。
鳳恵弥(出演)
鳳恵弥(おおとり えみ)さんは、主に舞台で活躍されている女優さんです。36歳。
大学生だった2002年に準ミスインターナショナルとなって、その後モデルや女優としての活動をはじめた美人さんです。
2004年につかこうへい劇団に入団しています。
牧野美千子(出演)
牧野 美千子(まきの みちこ)さんはかつて戦隊シリーズ「バイオマン」のピンクファイブのお姉さんでした。
現在は舞台女優として活動しながら、築地にある佃煮屋『諏訪商店』の美人女将としても注目されています。52歳。
舞台『結婚の条件』とは
劇団クロックガールズの第15回目の舞台となるこの作品。
脚本はもちろん江頭さんで、演出・主演は鈴木砂羽さん。砂羽さんにとってはじめての舞台演出です。
舞台の初日は9月13日であり、降板した女優2人の所属事務所が降板を発表したのが9月11日の深夜のことでした。
背景を説明すると、
- 9日に通し稽古が行われた。2回行う予定だったが、女優2人のスケジュールが合わず2回目ができなかった。
「通し稽古」とは舞台本番を迎えるにあたりかなり重要な位置づけであり、これができないとは怒って当然だろうというのが舞台経験者の見方のようですね。
なぜスケジュールが合わない日を当ててしまったのかということについては、脚本家の江頭さんが自分の非を認めています。
私のスケジュール確認のミスにより、二回目の通し稽古ができなくなったことが原因ですので、私が自ら、キャスト、ス夕ッフに謝罪しました。
(引用:ORICON NEWS)
なるほど。これらを踏まえてみていきましょう。
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ブログで鈴木砂羽のパワハラを暴露
鳳さんのブログが更新されたのが2017年9月12日に日付が変わってすぐの時間。
『お詫びとご報告』というタイトルで綴られた記事には、初日2日前に舞台降板になった経緯が書かれており、鈴木さんの言動を責める内容でした。
鈴木砂羽は脚本家に頭を「下げさせた」のか?
演出家と演出助手が揃ってふんぞり返り劇団の代表者であり、脚本家であり、プロデューサーの江頭美智留先生に頭を下げさせている姿、余りにも常軌を逸していて、言葉がありませんでした。
(引用:鳳恵弥公式ブログ)
これが江頭さんがいう、自分のミスで謝罪したっていうことでしょう。しかし、これについて江頭さんはこうコメント。
私は、決して、頭を下げさせられたわけではありません。
(引用:ORICON NEWS)
強要ではないと。ただ自ら謝罪をしただけであるということです。
鈴木砂羽は罵声をあびせたのか?
1回目の通し稽古が終わり、私たちは床に座ってダメ出しを受ける中、準備していたかのようにまた始まる罵倒
(引用:鳳恵弥公式ブログ)
その内容をまとめるとこんな感じ。
- 鈴木 or 演出助手「2回通し稽古をしたかったのに誰かのせいで出来ない!」
- 演出助手「みんなも2回やりたかったよね?」
- 女優2人が名指しされ、江頭さんがまた頭を下げる。
- 牧野「すいませんでした」
- 鈴木「(吐き捨てるように)ぬるいわね」
はじめの「誰かのせいで〜」っていうのは、砂羽さんのセリフなのか演出助手なのかちょっと汲み取れなかったんですけど。
まぁ嫌味っぽいわな。
「誰かさんの〜」とかいうのきらーい。小学生みたーい。
でもさ、よく蜷川幸雄さんの密着とかみてると人格否定みたいなことバンバン言ってたよね。藤原竜也くんも小栗旬くんも人格ぶっこわされてるよね。
あれは一般社会じゃ完全にアウトでしょう。
だけど藤原くんや小栗くんが「蜷川さんパワハラだー!!」って言わないのは、やっぱりそこには信頼関係あるから。
つまり、そこだよね。
あとからやるけど、彼女たちはそもそも砂羽さんのことなんか嫌だったんだろうな。牧野さんのブログにこうあるもの。
稽古当初から
何ともいえない雰囲気のあった
座組ではありました。(引用:牧野美千子公式ブログ)
感じてた違和感。感じてた不快感。それが積もり積もってしまったんだろうね。
ちなみに砂羽さんの「罵声」についても江頭さんは否定しています。
報道にあります「罵声を浴びせた」という事実はまったくありませんので、その点につきましても、明確に否定させていただきます。
(引用:ORICON NEWS)
鈴木砂羽は土下座を強要したのか?
私は床に額を擦り付けて謝ることになりました。
その姿に『私たちだけじゃなくてあちらにも』と他の共演者の方にも土下座をするように砂羽さんから促され、頭を下げました。
(引用:鳳恵弥公式ブログ)
これが「土下座強要」の真髄ね。
これに関してはそもそも土下座なのか?って話もあります。江頭さんコメント。
通し稽古の後のダメ出しの時でしたので、キャスト全員が床に座った状態でした。鳳さんも正座されていました。その姿勢のまま、鳳さんが丁寧に頭を下げられたので、見た目が「土下座」という形になるのかもしれません。
(引用:ORICON NEWS)
ふむふむなるほど。鳳恵弥さんのブログにも「私たちは床に座ってダメ出しを受ける中」とあるし、つまり床に座ってたんですよね。
本来立っていれば、頭を下げるとはこうなりますが。
床に座っていたので、こうなったのでは?ということなんですよね。
そもそも頭を床に擦り付けるほどのものは誰も求めてなくて、これぐらいの話だったのではないかと。
強要についても江頭さんは否定してますよ。
その場にいた私が断言できるのは、鈴木さんから土下座をするようにとは決して言っておりません。
(引用:ORICON NEWS)
鈴木砂羽は降板決定前に代役を決めたのか?
降板を決定的にしてしまったのが、この「代役」を立てたことなんですが、これもまた両者で言い分ちがうし、なにやらややこしいので別記事で。
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鈴木砂羽の裏の顔?
鳳さんのブログではこの土下座強要だけにとどまらず、鈴木砂羽さんへの積もり積もった不満が噴出してます。
- セリフが覚えられないと脚本を何度も書き直させた
- ドラマに出ていることを鼻にかけ、舞台役者を小馬鹿にする発言
- 積極的に飲みに誘い、自分の取り巻きを増やすことに終始した
- 飲みの場で、気に入らない出演者や江頭さんの悪口を吹き込んだ
うわぁどうなんだろう。砂羽さんってこういう感じ?
真実かどうかはわからないけど、唯一ここから読み取れるのは
鈴木砂羽に対しての嫌悪感が半端なかった
ってことね。いろいろ鬱憤溜まってたんでしょう。
でも今回の件は鈴木砂羽さんにとっても痛手ではあるけど、どちらかというと降板した女優さんたちのほうがダメージでかいような。
やばい女優&事務所
っていうイメージが業界内で定着しちゃわないかなぁと思ってしまいます。
でもなぁ、個人的には江頭さんのコメントもなんか引っかかるんだよなぁ。
「全て自分が悪い」として納めたい、ってのはわかるけど、明らかにしていない何かがあるような、そんな感じがしてならない。
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