向井理(むかい おさむ)さん、以前はかなり人気のあるイケメン俳優のひとりだったのに、気づけばアンチが急増しているという不思議。
ま、でも「不思議」とかいいつつ、わからなくもない。
なんだろうなぁ、この人絶対損してるよね。
もったいないなぁと思って見てたのだけど、2014年12月に国仲涼子さんと結婚してからは、ずいぶん性格が丸くなったなって感じます。
性格悪いというより気難しい
2012年7月に出演したA-Studioでのトークが非常に面倒くさかった。
向井理さんは芸能界に入る前はバーテンダーをしていたという異色の経歴があり、そこはやはりフィーチャーされるわけです。
笑福亭鶴瓶さんがふとこんな質問をしました。
「この仕事をしてなかったらずっとバーテンをやってた?」
多くの場合、この質問に対しては「そうかもしれませんね」とかその程度の回答だと思うじゃないですか。
でも向井理さんは違うんです。
「うーん、でも”もしこれじゃなかったら”って考えるのも嫌なんですよね。今これしかないですし、そんなこといっても始まらないですし。
もしこうだったらなっていう中途半端な覚悟ではやってないですから、元々」
・・・
なんだこの人、すごい面倒くさい!
「この仕事をしてなかったらずっとバーテンをやってた?」っていうのが、そういう中途半端な覚悟ではやってない、って質問なげた鶴瓶さんに失礼じゃない?
別にそんなこと思ってないわ!っていう。
普段から他愛もない会話に独自の視点で切り込んで、話の腰を折ったりしてんのかなぁと思ったりしました。
さらにトークは続きます。
だから、これしかないと純粋に思いますし、まだまだ全然なんで、毎日必死にくらいついていかないとすぐに蹴落とされるんで。
このまんま、これより下がることはなく、今の作品で120点とったらそれをまた越えていかないといけないので、作品ごとにどんどんハードルが高くなっていくし。
不器用だから一生懸命やらないと人と同じになれないし、それを抜くなんて絶対無理なので。
頑張るっていうのは普通なんですけど、もっとやらないといけないなって思いますね。
・・・
・・・
わかる、わかるよ。向井理さんがめっちゃ頑張ってるのわかる。
だけど質問は「この仕事をしてなかったらずっとバーテンをやってた?」だったんですよね、それがこの展開になるのは気難しいことこの上ない。
鶴瓶さんも無言でしたし、返す言葉ないよね。
人とかぶることが嫌いな性格
向井理さんは人と同じことをするのをすごく嫌う性格らしいです。
クリスマスに恋人とディナーとか、私もやりたくない派なので気持ちはわかる。嫌なんだよね、判で押したような行動するの。
だけどそこで敢えて「寿司食べる」とかはさ、流れに乗らないだけじゃなく、流れに逆らいたいっていう気持ちの現れじゃないですか。
寿司が食べたいんじゃなくて、逆らうために寿司を選んだっていうさ。そういうとこが出ちゃうんだろうね。
そうそう、そういうとこ。
だから上記の鶴瓶さんの“よくある”質問に対しても、逆流本能がかきたてられたんだろうなぁという印象です。
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俺様、上から目線
向井理さんは明治大学出身で、大学時代には動物遺伝学の分野で世界的にも権威ある賞を受賞しています。
かなり優秀な生徒だったようです。
その頭の良さが裏目に出ちゃってる部分もありますよね。簡単なことをわざわざ小難しい言葉をつかって話したりとかね。
バリバリ理系で過ごしてきたし、つい論理的に語りたくなっちゃうんでしょうか。
意見も「人とかぶりたくない」のか思考が独特だし、それを表現するための言葉にも個性をだして失敗しているように思います。
もともと頭のいい人だし、いくつもの自信を積み重ねて生きてきて、それはその人の努力のたまものなのだけど、過剰気味な部分もあるよね。
そういった語り口が、上から目線となるんでしょうね。
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なんか自慢げに聞こえる発言
向井理さんは、学歴や経歴もすごいし、家族構成も一般家庭とはちょっと違う環境で、さらにイケメンで料理もできる、なんていくつもの要素があります。
なんでも完璧にこなせる「パーフェクトイケメン」なんて言われてましたよね。
だけど、向井理さんは「すごいね!」と言われることや、自分に対する完璧イメージに反感を抱いているような節もありました。
すごいと言われればムスッとしたように「普通ですよ」とか言ってみたり。
その反面、元来の負けず嫌いな性格もあって、人からすごいと思われたいようなところもあったりするからややこしい。
そう例えばの話、友だちが「フェラーリ買ったんだよ」っていうとするじゃない。
それに対して「すごいね!」って言ったら「へへ、ついに買っちゃたよ!」って返されるのと「いや、ただ高価なだけで僕は特にすごいわけじゃないよ」と返される違いね。
後者の場合はたいてい「はぁ」ってなるよね。だったらはじめから言うなよ、って逆に自慢に聞こえちゃう。
向井理さんもそういうとこあるなぁと思う。
S的な笑いを好む
あとは、意外にノリがよくてお笑いが好きなのかなぁと感じます。
向井理さんはS的ないじりをすることが多いですね。だけど、それが笑えないときがちょいちょいあるんだよなぁ。
特に向井理さんみたいなクールなイケメンがドSないじりをやると、「なにあれ感じ悪い」ってなってるので残念だなと思う。
やっぱりね、お笑いって難しいのよ。芸人さんって本当プロだわ。
ニッチェに「ブスは帰れ!」発言をしたっていうの話題になったけど、仮にあれが本当だとして、向井理さんにとっては「いじり」のつもりだったのかなぁと。
いじりもやりすぎるとただのイジメ・悪口だからね。素人はあまり踏み込んじゃいけない領域だわ。ま、仮にあれが本当だとしたら、の話。
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A-Studioでみる向井理の変化
これまで向井理さんが出たトーク番組なんかを見直してみたんですね。そうしたら… 向井理さんのここ数年の変貌がすごいんです!
比較したのは、過去3回出演している「A-Studio」です。
- 1回目:2010年8月
- 2回目:2012年7月
- 3回目:2015年8月
この5年での向井理さんの変化はすさまじいです。
2回目出演のときのトゲトゲしさったらないもの。鶴瓶さんの「この仕事してなかったら〜」の質問もこの回です。
全体的にすべての質問に対して理屈っぽくて、みていてヒヤヒヤする。多分、アンチ向井理が増えだしたのはこの頃じゃないかと。
一方で、1回目は本当に屈託なく、よく笑っていて、すごく自然体。人懐っこいっていう印象を持つぐらい。
そうそう、向井理ってこうだったよね!って思い出しました。
そして結婚後に登場した3回目。大人の落ち着きはあるものの、1回目のときのようなふわっとした笑顔でした。
あぁ、向井理さんは戦ってたんだなぁとこのとき思ったよ。
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国仲涼子との結婚で好転!
鶴瓶さんも3回目出演時にこんなことを言っています。
最初に番組で旅行したときに、こんなに力の抜けたやついないなと思った。
次きたときは、みんながギャーギャー言い出したときやから、ちょっともうどうしていいのかわからない状態でピリピリしてたときやった。
ほんで今回、ものすごいやわらかなってるのは、やっぱり結婚したからや。
結婚による変化だと言われて、向井理さんは「そうですかねぇ?」なんてピンときてない様子だったけど、ほんとそうだよ!
デビュー当時から向井理さんが全幅の信頼をよせてきた田島マネージャーが、2009年に子育てのために職を退きました。『ゲゲゲの女房』のころ。
それからはますます忙しくなっていき、当時は「自分で自分を守るしかないと思っていた」と向井理さんはいいます。
最高潮に忙しい時期が長く続いて、心に余裕がなくなっていきいろんなところでピリピリした雰囲気が出てしまってたんでしょう。
そして、2014年12月の国仲涼子さんと結婚。自分をさらけ出せる場所ができて、また元の向井理さんに戻ってきたようです。
「性格悪い」とよく言われているけど、性格が悪いというよりはここ数年、張り詰めてただけかも。
だって、今アンチの人も前は違ったよね。多少気になるとこはあるにしても、ここまで不快感はなかったよね、前は。
2015年9月に長男が生まれ、2018年2月には2人目のお子さんも誕生するようです。
これからは本来、向井理さんがもっていた柔らかさが発揮されて、世間の悪いイメージが払拭されたらいいなぁって思います。
ま、向井理さん自身は「自分は自分なので世間の人がそれぞれ判断してくれたらいいことだと思うんですけどね」とかいうんだろうな。そういうとこよ!
コメント
得にこの記事に限定した事じゃないのと、自分は特に向井修のファンのかじゃないんだけど、ネットでの、世間対象とか芸能記事に共通する傾向で、
最後まで読まない限り、肯定的ではない文章になる物を先の方に書いてる構造で記事を作る風潮はどうなのかと思うのです。
検索の為の商業主義で人の事を考えられなくなってるようにしか見えないのです。