ドラマ『残念な夫。』から残念夫あるあると子育てあるあるを抜粋してお届けします。
第1話。ドラマはこんなナレーションから始まります。
彼女の名前は、榛野知里(はるのちさと)。
彼女は自慢の妻だった。かわいくて、優しくて。彼の名前は、榛野陽一(はるのよういち)。
彼は完璧な夫だった。仕事ができて、妻を大切にし、愛していた。2人は自他ともに認めるラブラブな夫婦だった。
・・・そう、子供が生まれるまでは・・・
第1話 あらすじ
かわいくて優しい妻・知里、仕事ができて大切にしてくれる完璧な夫・陽一。円満だった夫婦関係に、子供の誕生をきっかけに大きな変化が。
陽一は「自称イクメン」だが、知里に言わせると「どこが?」。泣いている子供を抱っこしない、ウンチのオムツ替えを拒否、趣味の収集に高額を費やすなど、知里も「子供に関心ないのかなぁ、一緒に育てる気ないのかなぁ」と友人に愚痴をこぼす。
そんな不満を知らない陽一は、知里の態度の変化を気にかける。「最近、いってらっしゃいって言われていない」と上司の細井に相談すると「お前、家での立場落ちているんじゃないか?」と指摘されるが「この僕がそんなはずありません」と意に返さない陽一だった。
しかし妻からは、養育にかかる費用のために小遣い制の導入と趣味の収集の禁止を通達されるなど、確実に地位は陥落していく。
そんな陽一は、結婚記念日で起死回生を計る。「今日は早く帰るよ。結婚記念日を3人でお祝いしよう」という陽一に「ありがとう!嬉しい!」と喜ぶ知里。「夜ご飯、張り切って作るね!」と久しぶりに笑顔が戻った。
その日、外出先で胸の激しい痛みで歩けなくなってしまった知里。うずくまる知里を見つけたのは、行きつけの雑貨屋の細井美和子だった。美和子は病院に付き添い、知里の携帯から陽一に電話するが仕事中でつながらなかった。
診断は乳腺炎。診察を終えた知里の携帯に、陽一から入ったメッセージに「なんでもない」と返信をする知里だった。
自宅に戻って、記念日の食事を作る知里。おめかしをし陽一の帰りを待つ。一方、約束通り定時に会社を出た陽一だったが、途中で客に捕まったり、人助けをするなど、結局自宅に辿り着いたのは21時を過ぎていた。
怒る知里に花束と大きな箱のプレゼント。そこには、かつて知里と話した夢のマイホームの模型が。知里の希望を叶えたマイホームの説明を嬉しそうにする陽一。
しかしその家は、陽一の趣味の個室や、1人ゆっくり眠るための寝室が・・・「こんなものいらないから早く帰って、華ちゃんをお風呂にいれるとかして欲しかったよ!」とさらに怒らせ、知里は想いをすべてぶちまけた。
しばらくして冷静になった2人。陽一は「俺、変わるよ」と知里に宣言した。しかしそんな妻の育児日記に挟まれていた離婚届を発見してしまう・・・
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今日のダメ夫あるある
初回とあって、冒頭からたたみかけるようにありましたね。
「泣いてるよー!」と呼ぶ夫
髪振り乱して朝食を作っている知里に、寝室の夫が「泣いてるよー」と呼ぶ。
抱っこしてあやさんかーい!
ウンチのオムツかえをしない
これはどうしてなんですかねぇ。よく聞きますよね。汚い?我が子のウンチが?まぁ綺麗なもんじゃないけど、おえってなるほど汚いかって言ったら、ちょっと母親には理解できない心情です。
夜泣きしてても起きない
あれ、なんでしょうね?聞こえてないんですか?
「手伝おうか?」って聞く
おもちゃを片付けようとする知里が「手伝おうか」と言った陽一にキレる。これかなりのお宅であるんじゃないでしょうか。男性にはどこが悪いのか意味分からないですよね。
「手伝おうかってなんでいちいち聞くの?だいたい育児は母親がするものだって思ってるから “手伝う” になるんだよね!」
“自分がやるべきこと”と思っていたら「手伝う」なんて言葉は出ないものです。その言葉って「やってあげてる」と思ってるんだろうなって
思っちゃうんですよね。
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今日の子育てあるある
たまにはぼーっとしたい
知里のぼやき「たまにはぼーっとしたい。二度寝したい。のんびりしたーい」
赤ちゃんが寝てるときは、家事しなきゃいけないし、起きてたらもちろん赤ちゃんのお世話だし。小さな赤ちゃんを抱えていると、ぼーっとするって贅沢な時間ですよね。
選挙カーで赤ちゃんが起きる
あるある(笑) 知里も言ってましたが「絶対、票入れない!!」って殺意芽生えますよね。
ドア全開でお風呂
あるある。赤ちゃんから目が離せないから、脱射場に子供を置いて、浴室のドア全開でシャワーとかね。赤ちゃんが寝ている場合は、すごい勢いでシャワー浴びるとか。カラスもビックリなぐらい。
今日の名セリフ
今日の名セリフは2つです。1つは、乳腺炎で倒れた知里に美和子がかけた言葉。
美和子「溜め込まないで旦那さんに辛いって言っていいと思うよ」
知里「辛くはないです。どの母親もしていることだし、子育てって幸せだし。辛いなんていったら華に悪いし」
美和子「大丈夫!子供はちゃんと感じてるから。時々辛いって言ったって、一日もサボらないで必死に育ててくれてることちゃんと分かってるから。だからちゃんと言わなきゃだめ。大変だから助けてーって大声で言ったっていいんだよ」
乳幼児を抱えたこの時期にこんなこと言われたら号泣でしょうね。渦中にいる知里の言葉の意味もよくわかるし。
「残念な夫」の大塚寧々のセリフに、気づいたら涙してた(T ^ T)
大変だから助けてって、大声で言っていいんだよって。— yome (@master_no_yome) January 16, 2015
もう1つは、知里が陽一に向かって、初めて子育ての大変さを訴えるシーンにぐっときました。
「どの母親も育児してるよ!育児って幸せだよ!
でも!骨盤歪んで、歯欠けて、髪抜けて、免疫落ちながらやってんの!
出産って命がけ!一度死にかけてなんとか生き延びたようなものなの!
なのに身体休めずにぶっ通しで徹夜仕事してるようなものなの!
そういうことに気づいて欲しい!」
女性が「子供を産んで、育てる」それってずっと昔から続いていることで、当たり前のことで。でも当たり前だけど大変ですよね。
「そういうもんでしょ。じゃぁ子供生むな」ってそうじゃなくてね。妊娠も出産も身体にはかなりこたえます。命がけって大げさに聞けるけど、やっぱりそうなんでしょうね。かわいいけど、幸せだけど、踏ん張らないとできないこともいっぱいあります。
残念な夫の倉科カナがブチ切れるシーンほんと泣いた( ; ; )( ; ; )昔はかわいかったって、可愛くする余裕がないの!余裕をちょうだい!とか、こんなもの作る時間があったらお風呂入れて欲しかった!とか命がけで産んだの!とかもうほんと共感( ; ; )
— だんち☀️ (@iiiiiiiidango) January 16, 2015
残念な夫‼観た‼一回死にかけて生き返ってきたのに徹夜勤務させられてるようなもの!髪の毛も抜けて歯もボロボロになって免疫力落ちて命がけで産んでる!おーその通り!そりゃ強くもなるわな。鼻からスイカだもん。いや、スイカどころの騒ぎじゃないよねあれ。
— ツジアユ (@ayuel205) January 15, 2015
スイカどころじゃないですね、あの痛みは。私の友人の名言ですが「あの出産の痛みを思えば、睡眠不足のほうがまだまし」だそうです。確かにそれも一理あるかも。
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