桂歌丸さんに代わり『笑点』の司会を務めることになった春風亭昇太(しゅんぷうていしょうた)さん。
意外でしたねー。歌丸さん最後の生放送を感慨深く観ていた私でしたが、新司会者の発表の瞬間「えーーー!!!」と叫んでしまいました。
てっきり楽太郎さん、いや円楽さんだと思ってたもの。でもまさかの昇太さんに、笑点おもしろいなと改めて思ったりして。
一躍話題の人となった春風亭昇太さんについて調べてみました。
春風亭昇太のプロフィール
本名:田ノ下 雄二(たのした ゆうじ)
生年月日: 1959年12月9日(56歳)
出身地:静岡市清水区
身長:163㎝
血液型:O型
兄弟:兄
学歴:清水辻小学校、清水第六中学校、東海大学第一高等学校卒業、東海大学文学部中退
笑点の司会をつとめるには若いなーと思ってたんですが、昇太さんあぁ見えて56歳だったんですね!びっくり!
円楽さんで66歳、木久扇さんなんて78歳とか。どんだけ笑点メンバー元気なんだ。
いつも「結婚できない」「独身」キャラで笑わせてくれる昇太さんですが、年齢知ってしまったらなんかちょっと笑えないわ。
いやいや、笑っちゃおう。でも本当に結婚してないの?バツイチとか?
結婚してないの?バツイチ?
優しそうだし、頭も良さそうだし、過去に結婚の1度や2度・・・なんて思いましたが、ずっと独身を貫いているようです。
なんでだろー。
どうやら「落語が楽しすぎて、嫁をさがす暇がない」ということのようですが、そもそも結婚する気があるのかって。
女優の吉田羊さんと「吉田さんが50才になっても独身だったら昇太さんと結婚する」という約束を交わしているようです!
ヒューヒューだよー。
ま、酔った状態での約束のようですがね。昇太さん、その日がくるといいね。
吉田羊と仲がいい
そんな約束を交わすほど、吉田さんとは仲良しみたい。意外ですね。そしてこんな素敵なエピソードも。
吉田さんは過去に、自分の力不足を痛感して挫折を味わい女優を辞めようと思ったことがあります。そのことを昇太さんに相談するとこんな言葉が返ってきました。
「なんでもやってみろ!やらなきゃゼロだから!やれば何かしらそこにあるから」
吉田さんはこの言葉に支えられて、女優業を続けることができ今があると語りました。昇太さん、意外に男らしい。
しかしそのことを聞かれても、昇太さんは謙虚に「自分が何も後押しなんてしていない。彼女はもともと前向きな人なの」と言う。
謙虚さが本当に素敵です。
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趣味はお城めぐり
落語が大好きなあまり、独身で恋人もいない(多分)。そんな落語に人生を捧げている昇太さんには、落語に出会う前からずっと夢中になっているものがあります。
それは「お城めぐり」です。
その出会いは中学生のときに遡ります。静岡の自宅で、自分のへその緒が入った箱を見つけた昇太さんは、その箱に書かれていた生誕地が気になりました。
「静岡県清水市二の丸町」
二の丸?あそこはお城がないのになぜ二の丸町なんだろう。
そんな疑問を抱いた昇太少年は、町の歴史を調べます。賢そうですね。そしてそこには昔、お城があったことを知るのです。
城との出会い。そこから城めぐりが始まりました。かなりのマニアっぷりだそうで、なんと本まで出しています!
本のレビューを見ると、噺家さんらしく文章もとても上手だそうです。気になりますね。
高校や大学など学歴は?
昇太さんが卒業した東海大学第一高校は、現在は東海大学付属静岡翔洋高等学校と名前を変えています。
その名の通り、東海大学付属の私立高校です。
高校時代はソフトボール部に所属。運動部だなんて意外です!
さらに、高校3年生の夏には静岡県国体予選大会で優勝し、国体選抜に。ただ昇太さんの場合「ベンチ着席率8割」と温めるほうが多かったようです。
高校を卒業するとそのまま東海大学に進学します。そして人生を変える落語と出会いました。
落語を始めたきっかけ
2才上のお兄さんは小さい時から落語好きで、よくテープで落語を聞いていたそうです。
そんな兄の影響…ではありません。その頃の昇太さんにとって落語は「古臭くてつまらないもの」でした。興味なし。
陽気なノリが大好きな昇太さんは、大学では「ラテンアメリカ研究会」に入るつもりでした。なんだそのサークル。
しかし入部希望で部室に行くと誰もおらず、人が戻ってくるまでその隣にあった「落語研究部」で待たせてもらうことになりました。
そこで、くだらないことを言い続けてる先輩たちを見て「なんだこの人たちのほうがラテンじゃん!」と。そのまま入部。
そんな流れで落研に入った昇太さんでしたが、はじめて落語を聴きに行き大きな衝撃を受けました。
「こんなおもしろいモノを知らなかったんだ。バカだったな俺は」と、思いましたね。それと前後して、先輩から「子ほめ」って噺を教わって演ってみたら、これがウケたんですね。それまでそんな経験はありませんから、ものすごく気持ちがよくなって、のめり込んじゃったんです。
大学を中退し落語家へ
大学時代には学生落語選手権で優勝、演芸番組の勝ち抜き戦で初代グランドチャンピオンに輝くなど才能が開花しました。
そして大学4年生。プロの落語家を目指して、大学を中退してしまうのです。
4年生で中退ってもったいないですよね。しかし昇太さんはとにかく挑戦したかった。
「好きな世界に飛び込むことをしないまま過ごし、年を重ねてから『本当は落語家になりたかった』と悔やむ人生だけは送りたくありませんでした」
今回「笑点」の司会を任されることに対して、並々ならぬプレッシャーがあるでしょう。歌丸さんのあとで、しかもあのメンバーを相手にしなければいけないのです。
でもそれを引き受けた昇太さんの想いは大学生の時と同じ「挑戦しないで悔やむ人生は送りたくない」ということなのかもしれませんね。
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