『宿題代行サービス』という名前をこの夏はじめて耳にして、そんなことを商売にするなんてとゲンナリしたと同時に、利用客が年々増加しているという事実に驚愕しました。
尾木ママこと、教育評論家の尾木直樹さんはこれに対し、ブログで意見を述べています。
子どもの「宿題代行業」なんてとんでもない「闇悪徳業」ですね…
犯罪に近いですね…
一種の
いや
れっきとした「詐欺罪」です!!
子どもに詐欺の正統性教え
お金でなんでもできるという歪んだ価値観教えることになります
子どもの学力を奪い誤魔化すことになりますね
親も親ですね…
こういう闇悪徳業者は追放するべきですね
おっしゃる通り。
宿題代行業
調べてみたら結構いろいろあるもんですね。
古い記憶を呼び起こすと、小学校の高学年で読書感想文は原稿用紙5枚分というノルマが課せられていました。ということは、この料金表にのっとると・・・25,000円Σ( ̄ロ ̄lll)
頼むんですかね。利用者増えているっていことは頼むんでしょうね。うーーん。
実際に頼んでみたレポ
実際に利用した方のレポートです。
電話番号を公開している業者は少なく、メールで連絡する。料金表を見て手頃な業者にアプローチしたが、3社連続で「手一杯で受けられない」という回答が届いた。
やはり繁盛しているんですね。夏休み後半になると一気に忙しくなるそうです。学生のアルバイトとしても人気だそうですが、あまり求人がないとか。なぜ? 季節ものなので安易に増やさないということでしょうか。
6社目でようやく引き受けてくれる業者が見つかった。緊急の依頼ということでHPの料金表に若干上乗せされ、「読書感想文(本の指定なし)が原稿用紙5枚で1万円、水彩画が8000円」と提示された。
6社目でようやくって・・・5枚で1万円だったら先に載せた料金表の業者とはだいぶ価格設定が違いますね。内容が内容なだけに、闇商売的な感じもあるんでしょうか。
業者から「絵は中学生らしくしますか、それとも良い作品にしますか」と質問が来たので「中学生らしさがありつつ、少し優秀な感じにお願いします」と依頼した。
あ〜なるほどね、そういうのは必要ですけど、その子供の実績をまったく知らないでも取りかかれるもんなんでしょうか。適当ですね。
中学生らしい字で『走れメロス』の感想文が記されていた。内容も、ほどよく中学1年生レベルに合わせているように見える。
そっかぁ。
水彩画は広大なヒマワリ畑が丁寧に描き込まれた力作。リクエスト通り上手に描いてくれたが、万が一コンクールに出すなんて先生が言い出さないか不安にもなる。
これが一番気になりました。完成度高すぎて、賞とかとったらどうするんでしょう。その後の学校生活で、夏休みの宿題だけやたらクオリティ高いってのは簡単にばれますよね。うーん、不思議だ。
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どんな人が頼むの?
やっぱり頼むのは親ですよね。子供に泣きつかれて頼む親も多いんでしょうけど、中には『受験勉強を優先させたい』という理由も多いそうです。
なるほど。確かに今の子は塾とかなんとかでかつての子供たちよりはるかに忙しい。そんな中で夏休みの宿題までこなすというのはかなりハードですよね。
でもお金で夏休みの宿題を片付けるって言うのはなんとも残念な話です。
宿題代行サービスってどうなんよ。宇治原さんも言ってたけど、宿題も出来ないほどガリガリ塾にいかないと入れない学校を受験するのはどうなんかなぁと思うけどなぁ。あと代行お願いして入賞させてくれって、それもう盗作に近いと思うのだが。
— くらは@C964日目南タ08a (@kkuraha_zwei) August 26, 2014
子供の宿題代行、大人がそんなビジネスやっちゃうの…ズルはだめだよ。
— escocse (@escocse) August 26, 2014
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