熊本城 公式Facebookが伝える被害状況に愕然!一口城主で復興支援なるか

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日本三名城とうたわれる熊本城。

名将・加藤清正(かとう きよまさ)が1601年に築城してから、熊本の町を見守り、熊本のシンボルでもある荘厳な城も、熊本地震により大きな被害を受けています。

14日に発生した最初の地震により天守閣部分や石垣が崩落し、16日未明の本震では複数の櫓(やぐら)が倒壊し、その被害が拡大しました。

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震災前の熊本城

昨年(2015年)の春の熊本城です。

敵の侵入を防ぐために作られたという、勾配がつけられた高い石垣。これは『武者返し(むしゃがえし)』と呼ばれるもので、熊本城の特長です。

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整然と積まれた石垣は、経年変化による崩落を防ぐために考え出されたとも言われていて、城内には20mを超える高さの石垣もあるんだとか。

長くその美しさで人々を魅了していたこの石垣が、地震により無残な姿に・・・

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地震によって崩落した石垣

14日の地震発生当日

翌日にはその被害の大きさが

朝を迎えるとその被害の全容が見えてきました。

天守閣にあった2体のシャチホコが落下し、屋根瓦も崩落しました。

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16日未明の本震により倒壊も

16日深夜に起こった本震の大きな揺れにより、東十八間櫓(ひがしじゅうはちけんやぐら)と北十八間櫓(きたじゅうはちけんやぐら)が倒壊。これは国の重要文化財に指定された貴重なものでした。

夜が明け、崩壊した石垣がぎりぎりの状態で母体を支えている姿がテレビに映し出されました。その映像が流れている間にもポロポロと崩れ落ちる石垣に衝撃を受けました。

そして17日、『熊本城』の公式Facebookが現在の熊本城の様子を伝えています。

【地震による熊本城被害状況について】
熊本城は16日の本震により被害が拡大しております。国指定重要文化財の北十八間櫓や東十八間櫓などが残念ながら崩壊してしまいました。
(中略)
多くの皆様から激励をいただき、誠にありがとうございます。
引用:熊本城 公式Facebookページより

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熊本城のFacebookより

17日時点での熊本城の様子です。画像は熊本城 公式Facebookページより引用しています。

大天守と小天守

城の象徴である、天守閣。石門が崩壊しています。

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東十八間櫓、北十八間櫓、五間櫓

倒壊した東十八間櫓北十八間櫓五間櫓(ごけんやぐら)がかろうじて残っています。いずれも国の重要指定文化財で、西南戦争でも焼失を免れ築城時から残るものでした。

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頬当御門の枡形

現在、熊本城への入り口として使用されている4ヵ所の門のメインとなるのが頬当御門(ほほあてごもん)です

敵との攻防に備え、枡(ます)の角のような形状で作られた細い通路が枡形(ますがた)と呼ばれるものです。枡形をかたちづくっていた石垣が倒壊しています。

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飯田丸五階櫓

何度もテレビに映し出されていたのが、この飯田丸五階櫓(いいだまるごかいやぐら)です。積み重なって1本となった石の柱が、かろうじてその体を支えています。

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戌亥櫓

戌亥櫓(いぬいやぐら)も飯田丸五階櫓と同じような状態になっていることがわかります。

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西大手櫓門

本丸に通ずる大手門(正門)のうち、もっとも格式が高い西大手櫓門(にしおおてやぐらもん)です。石垣が崩れて、かなり危うい状態です。

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数寄屋丸

平成元年に市制100周年を記念して復元されたばかりの数寄屋丸(すきやまる)。かつて接客用として使用された建物で、茶会や能などを楽しむ場所でした。

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熊本城の「一口城主」制度、復活なるか?

熊本城は平成10年から大規模な復元整備計画が実施されていました。2007年に築城400年祭を終えた現在も整備工事は続いています。

その事業費には89億円が投じられており、今また地震による被害の復旧に何十億という費用が必要となると言われています。途方もない額です。

そこで注目されているのが「一口城主」制度です。

1万円以上の寄付をした人が「一口城主」となり、天守閣に名前が掲示されたり、「城主証」「城主手形」が付与されるというものです。

対象施設でこの城主手形を見せると、特典が受けられたりします。

現在は受け入れを中止していますが、今後の復興にあたりこの制度を復活させれば、全国から多くの寄付が寄せられるのは間違いないでしょう。

もちろんそれだけで賄えるものではありませんが、復興の思いを熊本城に届けるひとつの手段となるでしょう。

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